質問 会社の実印に決まりはありますか?
答え 会社の実印は辺の長さが1cmの正方形に収まるものや辺の長さが3cmの正方形に収まらないものであってはなりません。はんこ屋さんで注文すれば一般的なサイズとなりますので特に気にしなくても大丈夫です。印鑑の用意がどうしても予定している設立日に間に合わない場合には、代表者個人の印鑑をとりあえず会社の実印として登録し、印鑑の準備ができ次第、実印の変更手続きをとることも可能です。
質問 何日くらいで設立できますか?
答え
会社概要の決定、印鑑証明書取得、書類への押印、資本金の振込み時期等により左右されますが、スムーズにいった場合、1週間ほどで登記申請をすることが可能です(申請日が設立日となります)。そして、申請後4日から10日ほど(法務局の込み具合によります)で登記が完了し、登記簿・印鑑証明書の取得が可能となります。
最短1日で設立することも可能ですが、その場合は、会社概要が完璧に決まっている、必要書類が用意されている、その日に押印できる、その日に資本金の振込が可能、また、定款認証の必要があるため公証人が対応可能、等の条件が必要となります。
質問 費用はいつ支払えばいいの?
答え 定款認証の際の公証人費用約5万2,000円と登記申請の際の登録免許税15万円が実費として必要となりますので、定款認証前のお支払いをお願い致します。
質問 登記事項証明書・印鑑証明書はいつごろ頂けますか?
答え 登記申請後、6日から12日ほどでお渡しできます。銀行口座の作成等でお急ぎのことだと思いますので、登記完了後速やかにお届けさせていただきます。
質問 定款って何ですか?
答え 会社の目的や組織について等、会社の基本ルールを定めたものです。取引先や金融機関等への提出の機会があったり、定め方によっては後日定款変更が必要になり登記の申請で費用がかかってしまうことがあります。当事務所ではお客様のお話をお聞きし、設立する会社にあったベストな定款案をご提案させていただきます。
質問 取締役は何人必要ですか。
答え 取締役は1人いれば設立可能です。以前は必ず3名以上の取締役が必要でしたが、現在は取締役会という機関を置かない限り1人いれば足りる事になりました。
質問 監査役は何人必要ですか。
答え 監査役はいてもいなくても大丈夫です。以前は必ず1名以上の監査役が必要でしたが、現在は原則取締役会という機関を置かない限り0人でもよい事になりました。
質問 用意した資本金はどうすればいいですか?
答え
定款の認証後、当事務所から連絡させていただきますので、発起人個人の口座(銀行、信用金庫等基本的にどこでも構いません)に資本金を入金(口座名義人以外はお振込)ください。資本金に相当する貯金が口座に残っていても、一旦預金を引き出し、再度入金して頂く必要があります。発起人が複数いる場合は、原則、代表発起人の個人口座にお振り込みください。
入金(振込)が完了した後は、通帳の
をコピーし、払込があったことを証する書面と合綴・代表印で割印することになります。
質問 金銭以外で出資することはできますか?
答え できます(現物出資といいます)。現物出資財産の評価を誤ると思いもよらない税金を課せられてしまう恐れがありますので税理士さん等に相談して慎重に行いましょう。以下現物出資の目的となる財産は、
などです。現物出資を行う際は、原則裁判所の選任した検査役の評価を受ける必要があります。ただし、
のいずれかに該当する場合には検査役の評価が不要になります。
質問 資本金を入金する口座はネット銀行でもいいですか?
答え ネット銀行でも大丈夫です。その際は、銀行名、口座名義人、入金日、入金金額が記載された画面をプリントアウトして頂きます。
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